クラッシャーカズヨシは、ファーストシーズン(5話)とセカンドシーズン(4話)でございます。


by crusher-kazuyoshi
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撮影に至るまでを…

皆さん、こんにちは。主演の酒井です。(笑)4月の頭から寒さに震えながら撮影を開始して、気が付いたらもう5月中旬。日に日に暖かくなり、今では汗を拭いながら撮影に臨んでおります。お陰様でアクシデントもなく快調に進み、間もなく100人斬り達成でございます。(笑)そろそろ最終的な落とし所をどうしようか考えなければならないのですが…(汗)ブログなんか持ってる人はクラッシャーの記事を書いて頂いてですね、是非盛り上げてくださいね。宜しくお願いします!完成はまだです。(笑)

そもそも監督の佐藤文則との出会いは、今回にせクラッシャーカズヨシを演じた男に誘われ遊びに行った3年前の新宿クレイジーナイト(主催は今回怪人電撃ダーツを演じた男)クラブハイツというキャバレーでした。芸人達がそこそこのネタを披露し、そこそこの笑いを誘い去っていく中、スタートレックのスーツ姿で現れたレイパー佐藤という芸人は、放つオーラも、またそのネタも異彩を放ち独創的なものでした。「大人のサザエさん」「大人のロボコップ」「いろんなタイタニック」マシンガンの如く披露する度に会場は割れんばかりの爆笑と悲鳴と喝采の渦。あの出会いは衝撃でした。まさに嵐でした。

後日、今回きいちご屋を演じた男に「レイパー佐藤って芸人さん知ってます?」と聞いてみると「アイツが上京して皿洗いやってる頃から知ってるよ。何で?」、「いや、この間ライブで観て物凄く面白かった~!」、「だったら紹介してやるよ、特撮とかウルトラマンとか滅茶苦茶好きだから、逆に酒井紹介したらアイツ喜ぶよ!」、「ホントに!?」。こんな会話があった翌週にはきいちご屋のインターネットチャット番組にお互いゲスト出演、思わぬ急展開で顔を合わすこととなったわけです。

オタク。現れたレイパー佐藤は完全なる特撮オタクでした。早々に生年月日を聞かれ答えると瞬時に「酒井さんはメフィラス星人ですね!」というキ○ガイな返答。なんと本人自作の怪獣占いだったのです。(侮るなかれコレが凄く当たる!)額に汗を滲ませ必至に言葉を選び私と会話をするその姿は、後楽園ゆうえんちの握手会に足を運んでくれた熱心なファンを彷彿とさせるものでした。ヒーローを演じた俳優にとってオタクは宝です。この世界で頑張っている我々を番組終了後も、時に残酷に時に溺愛してくれるオタクは大事な飯の種です。ファンあっての商売だという事実をヒーローを演じた俳優は身を持って実感し感謝しています。レイパー佐藤の特撮愛に打たれた私は、早速仲間たちにこの男を紹介すべく、飲み会やパーティーなど事ある度に呼び出し紹介して廻りました。

独創的なその芸は、出会いの数だけヒーロー達のハートを打ち抜き、例外なく魅了していきました。

今年に入り、前々からおもちゃだらけと聞いていたレイパー宅に遊びに行く機会がありました。部屋にはゴジラ、ウルトラマン、スタートレック、マジンガーZ、戦隊、天井には無数のライダーがライダーキックしているフィギュアが垂れ下がっていました。「酒井さん、昔私が撮影した作品があるんで観て行ってください」というので、部屋の中央に陣取るプラズマテレビの前に座ると、早速怪しい画質の映画が流れてきました。その映画の名は8mmフィルム作品「クラッシャーイサオ」。そして立て続けに同じく8mmフィルム作品「クラッシャーフミノリ」。

中学生くらいの少年達が、近所の崖のあるロケーションを探して、ヒーローモノを撮っているんだけど、当然アクションなり、カット割なり、全体としてはヌルいんですけど、フィルムを1コマずつ削ってビームを発射したり、時々ハッとする良質なカット割があったり、ただ撮るのではなく工夫して考えてやっていることは十分に伝わってきたし、実際そういう意味では楽しめる作品群でした。聞くと当時3分3000円程度するフィルムをみんなで金を出し合って購入、当時としては失敗が許される金額ではない為、入念なリハーサルを経て毎回本番に臨んでいたと、田舎の素人を使っての苦労話や、イサオ君が余りにイメージ通りに動かない為、自ら主演監督でフミノリを撮った話、故に青春時代は女どころではなかった話だったり、更にはクラッシャーフミノリの撮影中に当時放送していた超人気番組「オレたちひょうきん族」の「まかせなさい!」という西川のりお氏がやっていたコーナーに「映画に出てください!」と出演オファーの手紙を出し、ホントに大牟田まで西川のりおがやってきて「クラッシャーフミノリ2」を撮影し、その模様が全国放送されてしまったというとんでもない話、そもそも何故映画を創るに至った初期衝動など、話しているうちに俺の中では「1つアイデア」がフワフワと浮かんできました。

「レイパー、どうだろう。20年振りにメガホンを取ればいい、ああすればよかった、今だったらああしたい、いろんなアイデアの引き出しもあるでしょう。俺がクラッシャーカズヨシをやろう。仲間もレイパーが撮るなら協力を惜しまないでしょう。映画人ですよ、あなた。(笑)」

戸惑いながらもレイパー佐藤が、佐藤文則監督になった瞬間でした。
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by crusher-kazuyoshi | 2005-05-18 20:20 | その他